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ベストグループ見聞会御講話集「21世紀を幸せに生きる」

衣川晃弘大先生の見聞会講話集「21世紀を幸せに生きる」第11巻より

2019年(令和元年)5月11日 ベストグループ関西見聞会 ③

社会的地位やお金が手に入らない方は、物質社会では失敗者と言われます。これが二元です。成功と失敗があるように、この二元の世界には見えるものと見えないものが同時に存在します。

これがこの宇宙です。ですから、この二元の世界にいる限りは、幸せと苦しみは同時に存在するのです。成功と失敗も同時に存在するのです。お金持ちや貧乏も同時に存在するのですが、お金持ちになるのは僅かな方です。

お金持ちにならないのは心が貧しいからでしょうか。いいえ、心が貧しくてもお金持ちになる方もいれば、心が豊かでもお金には興味がないという方もいます。では、どのような人間になれば本当の幸せを体験できるのでしょうか。

「お金持ちになることが幸せ」と言う方もおられますが、果たしてお金持ちになったのでしょうか。私はお金持ちにならせて下さったので言えるのです。しかし私は、お金持ちになっても満足しませんでした。

「心の充足とは何なのだろうか」と思ったのです。物質があるから幸せではないのです。物質がないから不幸ではないのです。私は一人からベストグループを創らせて頂き、今は全国に広がっています。

二十六年前、私たちがこのグループを創らせて頂いた時、「命という存在につながりたい」というのが当初の動機でした。ベストグループを創らせて頂いた当初の動機は純粋だったのです。

しかし、見えない力がどんどん働いていき、気がついたら、仕事が良くなるために参加したり、体が良くなるために参加したり、この世のことを良くするために参加する方が増えてきたのです。

この体を通してあまりにも凄いことを起こしなさるのです。それが命の御(お)力(ちから)です。私は命の御力によって、何をやっても上手くいかせて頂いたのです。命の存在を忘れた時に失敗していったのです。命には凄い力があるのです。

私は人類の役に立ちたいと思って、見えない存在を信じる努力をずっとしてきたのです。その結果、少しは真理に到達させて頂きました。

自分が良くなりたいから信じたのではないのです。「命に至りたい、命につながりたい」と思い、ベストグループを創らされたのです。命の存在を信じることが大事なのです。

命に生かされているのに、命を信じない方がおかしいと思います。命の存在が分かれば、真理が分かるのです。

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